2009年11月11日水曜日

福岡:repo:11/7あじびホールでの報告会「アジアの日本の九州で」

※レポというより、主催者としてのご報告(文責:miyamoto)

====================================

アジアの日本の九州で 〜まちと関わるアート最新報告

約90人と、想定以上のご来場をいただき、ほんとうにありがとうございました
ノーギャラ、ノー交通費で参加してくださった発表者のみなさまにも
感謝感謝です…!

さて、
ネット放映(ライブ中継)したものの
録画URLはコチラです


「アジアの日本の九州で」
第1部(別府)
http://www.ustream.tv/recorded/2508310

第2部(熊本、佐賀、長崎、北九州、福岡、アジ美)
http://www.ustream.tv/recorded/2508527



編集がイマイチわからないので
出だしと最後が 余計なことになってます

第2部スタートで、エラーが出たため
ナガノさんの出だしが 収録されていません
(ライブ中継は流れました)


いまはpublicな状態になっています。
1週間ほどの期間限定でpublicにしておいて
その後 privateに変更しようかと考えています


※諸事情により、早めに
privateになる可能性もありますので
ご了承ください。

=================================

また、第4回福岡アジア美術トリエンナーレ(FT4)ブログに掲載されました〜
発表者の写真も掲載されています。
嬉しいです!

*FT4ブログ
「アジアの日本の九州で 〜まちと関わるアート最新報告」
http://www.ft2009.org/blog/?p=1129

2009年11月2日月曜日

熊本・阿蘇:repo:ANIMI-ZOOM展(阿蘇白水郷美術館)10/27-11/15

ANIMI-ZOOM

10月27日(火)〜11月15日(日)
阿蘇白水郷美術館
※10-17時(入館は16:30まで)
※月曜休館(祝日の場合は翌火曜が休館)

art horymen/浦田琴恵/加藤笑平/城野敬志/ナカムラ佳子/豚星なつみ

入館料:500円



ANIMI-ZOOM展、レセプション11/1日曜(13時〜16時)に行って来ました。
作家6人のグループ展。
福岡、天草、熊本、大分、鹿児島など九州各地を拠点に活動する若手衆。

レセプションは
作家紹介、
作家による作品紹介とパフォーマンス
手作りパーティ、
アーティストトーク
…と4部構成のてんこもり。

最後には黒田オサムさんも飛び入りパフォーマンスしてくださいました。
(その夜、黒田さんは天草へ。加藤笑平さんが主宰する天草在郷美術館でパフォーマンスをなさるそうです)



















*その他スナップ
http://www.flickr.com/photos/ohaz88/sets/72157622712201892/


テーマと作品(トータルな会場構成)がやや未消化かなと思いつつも、あちこち工夫が見える展覧会です。
各作家のブログを見ていると、実は展覧会初日(10/27)とレセプション(11/1)の間に大きな会場構成の変更があったことがわかります。

それぞれの拠点を超えて一緒に展覧会をすることが重要だなあと思った次第。



*ANIMI-ZOOM展 概要(bbs投稿記事として)
http://6105.teacup.com/iaf/bbs/2080

*阿蘇白水郷美術館(公式サイト。同展の記事なし)
http://www11.ocn.ne.jp/~hakusui/

*以下、浦田琴恵ブログより引用、各作家関連サイト
・art horymen〈熊本〉
http://blog.geisai.net/1903/

・浦田琴恵〈鹿児島〉
http://kotoe.ifdef.jp/

・加藤笑平〈熊本、天草〉
http://toho-zaigo.spaces.live.com/
※天草在郷美術館主宰

・城野敬志〈佐賀〉

・ナカムラ佳子〈熊本〉
http://www.loftwork.com/user/9119/

・豚星なつみ〈大分〉
http://blog.livedoor.jp/butaboshi/

2009年10月19日月曜日

2009年10月17日土曜日

【マップ!】10/17西日本新聞に掲載されました

取材は何時だったっけ〜ってなくらい前だったんですが、忘れた頃に掲載されました。
ありがとうございます。

西日本新聞10/17付

2009年10月15日木曜日

九州(福岡):「アジアの日本の九州で」〜11/7土、あじびホールでコンヨクと九州各地プロジェクト報告〜

「アジアの日本の九州で 〜まちと関わるアート最新報告」
別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」と九州のアートプロジェクト報告会
〜ご案内(+広報資料)

*更新情報
2009/10/20 17:42 GIF画像差替
2009/10/20 17:35 福岡アジア美術トリエンナーレ説明改訂
2009/10/16 20:34 GIF画像2枚→1枚に
2009/10/15 17:37 GIF画像1枚目差替
2009/10/15 17:28 紺屋2023説明文変更
初回up 2009/10/15 16:59


(GIF画像)


2009年春に別府市で開催された<別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」>の福岡報告会を、九州近県のアートプロジェクト最新レポートと合わせて開催いたします。
10周年、4回目の福岡アジア美術トリエンナーレ(以下FT4)を開催中の福岡アジア美術館でおこなうことで、「アジアの日本の九州で」のアートの現場を考えます。近県でありながら交流が比較的少ないプロジェクトをお互いに知り、九州のアート系人材交流の機会とします。

■日程 2009年11月7日(土)15:00-18:00[約3時間/予定]
  ※受付開始14:40予定

■会場 あじびホール(福岡アジア美術館 博多リバレイン8F)
  福岡市博多区下川端3−1 ※福岡市営地下鉄「中洲川端」駅直結

■入場無料、予約不要[資料は先着順となります] 

■内容:スライド等による講演、討論 ※以下敬称略。
 〜総合モデレーター:中尾 智路[なかお ともみち/福岡アジア美術館] 

【第1部】<別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」>報告と今後の展開 15:00-15:50
2009年4〜6月にわたり大分県別府市で開催された現代アート、ダンス、音楽の総合的な国際芸術フェスティバルの報告。
フェスティバル後の展開についても発表。
☆報告:芹沢 高志[せりざわ たかし/別府現代芸術フェスティバル2009総合ディレクター、P3 art and environment エグゼクティブ・ディレクター] 
 山出 淳也[やまいで じゅんや/同フェス総合プロデューサー、NPO法人 BEPPU PROJECT代表理事]

【第2部】<アジアの日本の九州で> 九州各地のプロジェクト  16:00-18:00
九州各地のまちと関わるアートプロジェクト最新報告。  
※各プロジェクト詳細は別紙資料【後述】参照

●熊本 河原町アートの日:毎月商店街を舞台にしたアートイベント開催
☆報告:長野 聖二[ながの せいじ/河原町文化開発研究所所長、建築家]

●佐賀 呉福万博:2009年9月。大学生が中心となって企画した、商店街をつかったアートプロジェクト
☆報告:森 恭平[もり きょうへい/呉福万博実行委員会代表、佐賀大学美術工芸科4年]
 城野 敬志[じょうの たかし/呉福万博実行委員、アーティスト、アートディレクター]

●長崎 モンネポルト:産業遺構(陶器工場跡)を使ったアートスペース運営
☆報告:スズキ ジュンコ[モンネポルト代表、アーティスト]

●北九州国際ビエンナーレ2009「移民」:2回目の開催。今回は街の歴史をテーマにおいた。 
☆報告:宮川 敬一[みやがわ けいいち/北九州国際ビエンナーレディレクター、アーティスト](予定)

●福岡 紺屋2023:15年計画の建物再生プロジェクト
☆報告:宮崎 由子[みやざき ゆきこ/紺屋2023管理人、トラベルフロント]

●福岡アジア美術トリエンナーレ:3年ごとのアジア美術の祭典。10年(4回開催)にわたる中での街との取り組み
☆報告:黒田 雷児[くろだ らいじ/福岡アジア美術館学芸課長]

■オーガナイズ
主催:ミュージアム・シティ・プロジェクト(MCP)事務局   
共催:NPO法人BEPPU PROJECT、福岡アジア美術館 
協力:別府現代芸術フェスティバル2009実行委員会事務局、
河原町文化開発研究所、GALLERY ADO、呉福万博実行委員会、モンネポルト、
北九州国際ビエンナーレ実行委員会、NPO法人 アートインスティテュート北九州、
紺屋2023(トラベルフロント)、西天神芸術センター

お問い合わせ・連絡先:MCP事務局[ART BASE 88内]担当・宮本
 電話fax092-986-4888 / mcpfukuoka@gmail.com
※注意:すべての情報は10/15現在のもので、変更になることがあります。




「アジアの日本の九州で 〜まちと関わるアート最新報告」 資料 

◆第1部
大分県別府市:別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」

2009年4〜6月に、別府市内の中心市街地、温泉ゾーン鉄輪地区、国際観光港等を会場に実施
*公式サイト http://www.mixedbathingworld.com/
写真左から、旧い民家に設営されたマイケル・リン作品、温泉ゾーンでのホセイン・ゴルバ作品、「わくわく混浴アパートメント」

◆第2部

熊本県熊本市:河原町アートの日。2009年8月、「河原町アートの日×大巻伸嗣」としておこなったメモリアルリバース風景
*河原町文化開発研究所 http://www.kawaramachi.net/

佐賀県佐賀市:呉福万博 2009年9月開催。写真は受付周辺
*呉福万博スタッフブログ http://gofukubanpaku.blog88.fc2.com/

長崎県波佐見町:モンネポルト。2007年より活動。写真は外観
*モンネポルト http://monne-porte.com/
(ネットTAMリレーコラムに概要 http://www.nettam.jp/topics/column/58/)


福岡県北九州市:北九州国際ビエンナーレ。写真は第2回展のメイン会場入り口(会期:2009/10/10-11/15)
*NPO法人アートインスティテュート北九州 http://a-i-k.jp/

福岡県福岡市:紺屋2023。写真は入口付近 
*紺屋2023 http://travelers-project.info/konya2023/

福岡県福岡市:福岡アジア美術トリエンナーレ。写真は第4回展での西京人作品(冷泉荘) ※写真提供:同展実行委員会
*福岡アジア美術館 http://faam.city.fukuoka.lg.jp/

★九州情報の参考:
ネットTAMコラム「北部九州コンテンポラリーアートガイド2009秋用 リンク集付き」
(宮本初音/MCP事務局長、西天神芸術センター)参照  
http://www.nettam.jp/topics/column/57/

2009年10月12日月曜日

repo:福岡-北九州:「街じゅうアートin北九州2009」−産芸ものがたり・前編−

「街じゅうアートin北九州 2009 -産芸ものがたり・前編-」
会期 平成21年10月10日(土)~10月30日(金) 10時~17時
※会期中無休・入場無料
会場 リバーウォーク北九州 5F アートラウンジ(北九州市小倉北区室町1-1-1)
アーティスト 青木 野枝、牛嶋 均、きむらとしろうじんじん、久保田 弘成、坂井 存、冨永 剛

*公式サイト(主催者 NPO法人 創をつくる会・北九州)
http://www.sohkai.or.jp/

「移民」ビエンナーレと同時にスタートした「街じゅうアート」は、小倉の複合商業施設「リバーウォーク北九州」の5Fで、はんなりと開催中。
今回は作品がドーンとあるのではなく、「前編」とあるように、各参加作家のプランと小品が展示されているだけだからだ。
ちょっと肩すかし感は否めないが、それを補うように、街なかのカフェなどで関連展示が行われている。

そもそも「街じゅうアート」は、製造業を中心に発展したこの北九州において、ものづくりをキーワードに企業とアーティストを結びつけるプロジェクトである。まちの中に作品を展示する(=景観を創造する)ことがメインというよりは、この「過程」が重要であるともいえる。
各作家が提示したプランが、来秋の公開に向けてどう進んでゆくか見てほしい、ということなのだろう。

企画のなかでは「大人の遠足 秋の工場見学ツアー」が興味深い。しかし平日日中の時間帯に参加できる対象というのは…かなり限られていそう。

・リバーウォーク北九州


・関連展示会場「Cream」のランチ ※写真はチキンフォー
〜坂井存の関連作品を展示。会期中にトークもある。
地産地消にこだわり、絵本もいっぱいあるカフェ。

*Cream 公式サイト
http://www.cream-colony.com/



・小倉の旦過市場 ※会場ではないがCreamからはほど近い。
〜今回は、100年超えのぬか床をもつ「宇佐美商店」に寄りました。




〜日曜なのでクローズしてる店もちらほら



<追記>
「街じゅうアート」会場でもらった北九州市「産業観光」ガイドブックがかなり面白いのでオススメ

*北九州市の公式サイト
http://www.city.kitakyushu.jp/page/kankou/study_tour/index.html
(miyamoto)

repo:福岡-北九州:北九州国際ビエンナーレ2009「移民」初日

北九州国際ビエンナーレ2009「移民」
会 期:2009.10.10(Sat.)-11.15(Sun.) [ 休館:Tue. Wed. Thu. ]
時 間:12:00 - 19:00 (SOAP 14:00 - 19:00)
入場料:500円 高校生以下無料 (SOAP 入場無料) 映画上映会1000円〜
会 場:旧JR九州本社ビル、GALLERY SOAP

*公式サイト(事務局の主体となるNPO法人 アートインスティテュート北九州)
http://a-i-k.jp/

10月10日、門司港と小倉の2会場で始まった「北九州国際ビエンナーレ2009」。
第2回となる今回は、門司港の歴史を考えるうえで、重要な視点となる「移民」をテーマとして、真っ正面に据えた。


・JR門司港駅


メイン会場は、前回と同じJR門司港駅に隣接した旧JR九州本社ビル。なかなか暗い建物でレトロ観光まっさかりの現在の門司港のなかでは、特徴がなさすぎる外観

・会場入口



・メイン会場外観



・お向かいは旧財閥系の建造物



・関門海峡を臨む



・名物の「焼きカレー」は、界隈にたくさんのお店がある




門司港のメイン会場、小倉のGALLERY SOAPのサブ会場とも、展示されている作品はオール映像。
参加作家数は多くないが、数日前の説明会を聞いていたから、なるほど、コンセプトをかっちり伝えるにはこの規模は悪いとは思えた。
「移民」について、多方面の視点を提供する。
解説資料も置いてあって、なるだけ理解を助けようとしている。
アートが持つ「伝達能力」について、かなり新鮮な印象は受けた。(映像表現自体に特殊な仕込みがあるわけではないが、それゆえに一層)

「ビエンナーレ」という名称を敢えて使っていることで、違和感を覚える向きはあろう。
特に、コンテンポラリー系アート初心者へわかりやすい入門プログラム、こども向けワークショップ、まちあるき魅力再発見、的な最近のアートフェスに重要とされるエンタメ的要素を求めると、完全に裏切られる。

そもそも作品だけ観ても片手落ちで、トークやシンポジウム、上映会などのイベントと組み合わせて体験することで、主催者の意図が伝わる仕組みになっている。
(ただ、これは地元以外の人間にはスケジュールを組むのはけっこう難しい)

ディレクター2人がそのままアーティストとして参加していることも、賛否両論だろう。もっとも、「アーティストが自ら企画した大型プロジェクト」として勝手に理想化するひともいるようで。
いずれ議論を呼ぶところが意図的な挑発。

さて、まあ、しかし、お勉強をしにゆくのではなく、感じたところは素直に受け止めるべきだろうし、せっかく門司港に来たからには、人工的なレトロ町並みと昔から残る町並みも合わせて歩いて、この場の歴史を体感していただきたい。

焼きカレー、バナナのたたき売りが名物。食べてないけど、イカの塩辛を使ったパスタも美味しいらしい。

門司港へは、JR小倉駅からJR鹿児島本線で10分程度。(門司駅とは異なるので注意)
10/30までは小倉のリバーウォークで「街じゅうアートin北九州2009」の展覧会(次記事)も開催中なので、合わせて予定を組むことをオススメ。

2009年10月9日金曜日

福岡:福岡トリエンナーレ最新情報

FT4プレス担当から届いた情報です

■ウォン・ホイチョン(マレーシア)が登場!
「日本マレーシアビデオ交流−福岡−展」(10/8〜10)

日時:10月8日(木)・9日(金)15〜18時、
10月10日(土)15〜19時←FT4参加作家ウォン・ホイチョンが登場
会場:福岡アジア美術館8階あじびホール
主催:「日本・マレーシアビデオ交流福岡展」実行委員会

多言語・多人種・多宗教国家のマレーシアは、アートでも多様な展開を見せています。今展では、マレーシアの現代アートにおいて比較的新しいジャンルであるビデオ映像を取り上げます。アーティスト5人による作品解説も。その内の1人がFT4参加作家のウォン・ホイチョンで、10月10日(土)にマレーシア・日本・福岡を結ぶプログラムを上映します。

★チラシはこちらからダウンロードできます
http://svp2.com/news/2009breiko/fukuoka/fukuoka.pdf
★事務局ホームページはこちら
http://svp2.com/


■比嘉豊光・上映会「島クトゥバで語る戦世(いくさゆ)」&ウォン・ホイチョン対談


戦争を真ん中に。沖縄とマレーシアの証言がクロスする!

「島クトゥバで語る戦世(いくさゆ)」上映会&FT4参加作家比嘉豊光(ひが・とよみつ)のトークを行います。
1時間の上映会の後、日本軍によるマレーシア占領を経験したマレーシア人をインタビューし、それに基づく短編映画を手がけた、ウォン・ホイチョン(マレーシア)をゲストに迎えて、上映作品についてのトークを行います。

<上映会>13:00〜14:00 上映会「島クトゥバで語る戦世」
FT4参加作家の比嘉豊光らをメンバーとする「琉球弧を記録する会」は、900人を超す沖縄戦経験者へのインタビューを行い記録してきました。
本上映作品には、12人のオジーとオバーが登場し、島クトゥバ(方言)で様々な記憶を語っています。

<トーク>14:15〜15:30 比嘉豊光×ウォン・ホイチョン 
戦争や人々の記憶、沖縄やアジアといった視点から上映作品「島クトゥバで語る」についてフリートークを行います。

会場:福岡アジア美術館8階あじびホール 
入場無料、事前申し込み不要 
お問い合せ先:福岡アジア美術館:092−263-1100


■アショク・スクマラン(インド)とウォン・ホイチョン(マレーシア)が登場!ワークショップ参加者受付中!
「九州大学芸術工学部公開講座・公開レクチャー」(10/24〜12/5随時)
主催:九州大学芸術工学部/協力:福岡アジア美術館

【アショク・スクマラン】
10月24日(土)10:30〜12:00公開レクチャー、13:30〜16:00ワークショップ
10月25日(日)13:00〜16:00ワークショップ
場所:福岡アジア美術館8階あじびホール

【ウォン・ホイチョン】
11月7日(土)14:00〜15:30公開レクチャー
11月8日(日)10:00〜16:00ワークショップ
場所:九州大学大橋キャンパス

★申込み・お問い合わせはこちら
九州大学芸術工学部学務科教務係092-553-4418




*******************************

「第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009」

★ブログ更新中!↓
http://www.ft2009.org/blog/

★公式HP情報更新中!↓
http://www.ft2009.org/

repo:山口:「山口盆地午前五時」初日、アーティストトーク





「山口盆地午前五時」に行ってきた。
狩野さんの現地制作を見たかったのと、秋吉台のレジデンス施設へ就職したT嬢とも会いたかったから。
それにしてもYICAの情報は福岡へは届きにくい…


*NPO法人・山口現代芸術研究所(YICA)
「山口盆地午前五時」情報もこちらから
http://web.mac.com/kokutsu/YICA/Home.html


やっぱり行ってみないと分からないことが いっぱいあるものだ。

この企画、サイトを見てもチラシの画像があげてあるだけなので(しかも画像が小さい)、なんだかよくわかってないまま現地に向かった。

まず、
会場は二つ。
会場は「木町ハウス」と由緒正しい「菜香亭」。
いずれも入場無料。

狩野哲郎さんと、三宅航太郎さん+蛇谷りえさんのユニット(いいね!)という二組がゲストアーティスト。
でも他にYICAメンバーである作家の展示もやっている。

つまり、一種のグループ展。
そこにレジデンスをするゲスト作家が居るというわけ。
ここにキュレーターとして山城大督さん(本人も作家、現在は大垣在住)が絡んでくる。
主催してるのがYICA
どうやら毎年やってるプログラムのようだ。


「木町ハウス」はYICAの中心人物である奥津聖先生のオウチだったところらしい。
(だから来客用の駐車場がない)



YICAの拠点でもあり、レジデンス場所でもある。
この家で狩野さんがソロでインスタレーションを展示している。
チャボ(雌)が一匹放たれていて、いままで植物系だった狩野さんの作品とちょっと雰囲気が変わっている。

いっぽう三宅+蛇谷ユニット「いいね!」の展示は、菜香亭。
この企画のためにユニットを組んだ二人の間のディスコミュニケーション(というコミュニケーション)を作品化している。
映像を流して、携帯電話を使ったインスタレーションを添えているけど、展示だけだとわかりにくいかも?
作家二人が居る状態があって完成する作品、という印象。
こういう作品形態は、もしかしたらこれから増えるのかな。


歴代首相が訪れたという由緒ある「菜香亭」は、彼ら以外の10数組の作家による作品展示が館内あちらこちらに。
迷路のような昔の建物ですっかり魔にとりつかれたような気配になる。


初日(10/8)の19時からこの菜香亭でアーティストトークが始まった。


どこかの広間で座ってやるのかと思いきや、各作家が作品を解説しながら館内を巡るというもの。
なかなか全部おつきあいするのは大変…ときどき休憩しながら。
参加者は30人近かった?
YICAメンバーのほか、山口大学、YCAM、秋吉台国際芸術村の関係者ら。そうそう中原中也記念館のかたも。
(山口県立美術館のひとは居ないのかな?)


菜香亭から、木町ハウスへ移動して、ここでもトーク。



宴会へ向かったのはほぼ22時。

・鯨の竜田揚げ


山口駅界隈の夜は早いけど、でも遅くまでやってるカフェもあって二次会。
山口ならではの夜。
湯田温泉泊。
山口のアート関係者はたいてい湯田温泉界隈に住んでいるらしい


ひとことでいうと、山口のひとってマジメだなあと思った。
アートもそう。
YICAの母体になったギャラリーシマダさんがドイツとの交流が多かったせいか、コンセプチュアルな作品が多い印象。
だから文章で説明するタイプのものが多い。
最近の福岡はこういう傾向のは少ないなあと思った。


まちとアートって、本当にうんざりするほど聞くけども、歴史とか風土とか、やっぱり重要で、「まちに何かもたらすためのアート」ではなくて、「このまちでないと出てこないアート」の視点で考えるべきではと思った次第。


あと、タイトルの「午前五時」は夜明け前という意味を持つそうで、つまり、山口のアートはこれから明けてゆく、ということらしい。

(miyamoto)

2009年10月5日月曜日

北九州:北九州国際ビエンナーレ2009「移民」10/10-11/15(福岡説明会10/4メモ)

*公式サイト(アートインスティテュート北九州 A.I.K)
http://a-i-k.jp/


英語表記も「IMIN」で押し通す大胆さ。
日本語の「移民」が意味するところはそのまま、英語にはならないから、だとか。

10/4(日)19時から、ルネット(九大USI大橋サテライト)という建物でおこなわれた、「北九州国際ビエンナーレ 福岡説明会」に行ってきた。


そもそも「ビエンナーレ」というわりには、参加作家は数組だし、会期も1ヶ月やっと、だし、どうなってんの、という声が多い。

その前提として、「ビエンナーレ」(あるいはトリエンナーレ)という言葉は いつのまにか「まちを舞台にした」「最先端アートを楽しめる」「観光にもってこいの」アートフェスティバルとなってしまった、という認識がある。
この考えに基づくと、さて、このキタキュービエンナーレは「ビエンナーレといえるのだろうか?」


以下、主に、宮川敬一さん(ディレクターであり、参加作家でもある)の言葉を元に。
※発言の通りに書いているわけではありません

====================

前回2007年に1回目を開催した。
90年代以降、アジアの各地で急速に増えたビエンナーレへの違和感
疲れる。まるで見本市。

だから、初回は「一種のパロディ」と言い張った
1回で止めるつもりだった
でも2回やんないと「ビエンナーレ」にならんから、今回することになった

「移民」のテーマは1回目のときから、念頭にあった

リサーチ型の作家が多くなっていて
共通のテーマとして浮かび上がっていた

このテーマのもとに今回は「新作」が並ぶ。

リサーチ型の作品と、ドキュメンタリーとの違い。
違わなくてもいいかと思うけど
見せ方が違うかもしれない
(ドキュメンタリー映画の場合は、モニタでもプロジェクションでも原則は構わないはず)
ヒューマニスティックな結論に持ってゆきがちかどうか、という違いもある?

映像の展示ばかりかと言われる。
映像ばっかりでもかまわないじゃないかと思う。
絵画ばっかりでもかまわないのと同じ。
そういう表現手法が問題なのではない。


どうしても土地の歴史を考えてしまう。

北九州は日本の近代化を担ってきた土地。
門司港は開港120周年(横浜、函館、長崎より30年遅れ)
1899年から1909年までの10年のあいだに人口は3000人から10倍にふくれあがる。

闇の歴史
戦前、戦後。
アジアからの流入
ブラジル移民、国策
からゆきさん
満州

マスメディアは戦前も戦後も変わっていないのではないか。
むしろ、日本側を植民地化するプロパガンダがあったのでは。
それが自分の作品のテーマになる。

====================

宮川さんの発言を元にしたメモは以上。

ビエンナーレは、展示、上映、シンポジウム(トーク)で構成される。
おそらく「福岡市」では極めて実現しにくいタイプの、「北九州」という土地であることで、リアリティをもつこのプロジェクト。

硬派な構成だが「まちをテーマにした」という点では、しっかりと「ビエンナーレ」といえるつくりになりそうだ。
もちろん、北九州以外の、ヨーロッパやアジアのいろんな都市でリサーチされた作品が登場する。
それは現代の世界各地の状況をあぶりだす。

手をペンキまみれにして現れた宮川さん。
前回以上に、人手もお金も足りていない。

それでも実施するのはなぜだろう。
作家がディレクターというのも 通常なら変な話だ。
でも実は、何かを作るというスタートは これなのではないか。

ものすごくツッケンドンなビエンナーレだが、やはりここから始まる何かがある。
ぜひ、これは目撃しにゆかねば。

※会場は門司と小倉の二カ所。火水木が休みなので注意。

(miyamoto)