2010年10月27日水曜日

秋葉原→コザ→那覇 出張

10/21-24の出張ツアーをオハツ企画ブログに書きましたので
URL掲載しておきます。


東京、3331のInsideoutProjectRoomキックオフパーティ(2010.10.21)
tokyo
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/10/3331insideoutprojectroom20101021.html

コザで秘蔵泡盛と「UEKI・」
okinawa
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/10/ueki.html

那覇のパラダイス通りtitutiなど
okinawa
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/10/blog-post_25.html

2010年10月18日月曜日

転載→街じゅうアートin北九州2010 産芸ものがたり・後編

オハツ企画ブログに書きました。
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/10/in2010.html

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長いタイトルですよな。
しかも去年からの前後編です。
そら待たされたと言ってもよいでしょう。

話題の船回しを見ることができなかったので、
イベントがなさそうな日曜の昼下がりにメイン会場である、
門司赤煉瓦プレイスに行ってきました。

9/18開始ですから4週目の最後、5週目に入る日。
会期は残り2週間、というところ、まちなかイベントを見るには
なかなか悪くないタイミングだったかなと思います。


博多→門司は準快速で1時間半くらい。と、とーいー…
でもまあ天気もよかったし。

お目当ての赤煉瓦まで
な・に・も 夾雑物がなくストーンと見える門司駅前。

moji
moji

いい建物です

moji

中に5作家の作品が展示されています。

青木野枝
圧巻です
この工場の存在感に負けず 光を当て、なお先に指し示す
そんな強い伸びやかさを感じます
ほれぼれします

冨永 剛
しつこいです
ほんとしつこく作ってます
作業量を説得材料に使う作品は嫌いですが彼のは別です。
というか見えてる以上に作業してるでしょう、
そぎ落としてこの状態なのでしょう。
彼の作品の周りには、なにものかが生きている気配がします。

この二人に比べると
他の展示はいささか拍子抜け。
坂井存 は ゴム風船はいいけどあの彫刻がいかにもすぎる。
牛嶋均 は 他の作品群に比べるとあっけなさすぎる。
久保田弘成 は あの映像作品をあの設営で鑑賞するには無理がありすぎる。

それでも
全体では いい展示具合(というかやはり会場の迫力勝ち)だったので
さて、周辺を、と見回すと
「大里宿」のご案内以外は これといってみるものがない。
駅周辺にもなさそうだ。

小倉会場あたりも何かあるかなと案内をみるが
行った日程で逃してはならじ、というものが見つからず。
小倉の街中に点々と記録あるいは小品が設営してあるイメージ。
(行ったら違うのかもしれませんが)

なんとなく萎えて、そのまま博多まで直帰した。

「どこがまちじゅう、だったんだろう」

ワークショップに参加してないとダメなイベントなのかな。
小倉界隈を日常的に歩いてないとダメなイベントなのかな。
産芸、って良いコンセプトだと思うんだけども
どこに活かされたのかな。

どうも腑に落ちないかんじです。

*街じゅうアートin北九州2010
スタッフブログ(アメブロ)
http://ameblo.jp/machijyuart2010/

この秋注目の「井上絢子+国本泰英」展 10/19-24 konya-galleryで

*画像はkonyaサイトからキャプチャ



最初に話を聞いたとき
なぜこのふたり
でもぜったい面白い と確信した企画。

発端は 作家たちというより周りにいる人だったらしい。
本人同士はあまり関わりが深いわけでもなかったみたい。
(井上さんは福岡、国本さんは玖珠在住)


木陰をイメージさせる静謐な井上さんの絵と
グレーの人影だけなのにあれこれ想いをかき立てる国本さんの絵。
ふたりの絵だけで会場が構成されたら
どうなるんだろう、
とても期待してしまいます。


それぞれがいまどき珍しく絵に打ち込む作家さんであること。

売れても おごらない。
褒められても天狗にならない。
まじめに自分の仕事を先に少しずつ、しかし確実に進めてゆくタイプ。

信頼できる若手作家です。

会期が短いのでお見逃しなく。
約20点、すべてが新作です。


*「井上絢子+国本泰英」展
http://konya2023.travelers-project.info/konya-gallery/2010/09/post-36.html


さらに二人とも同時期に福岡で個展を開催中。
このあたりの したたかさもエライ。
そのうえ これらも二人とも全部新作!!


*国本泰英 新作展
10/15-24
ギャラリー・マップ
http://gallerymap.jp/

*Inoue Ayako
10/15-25
PALOMA GRILL
http://www.palomagrill.com/news.html

2010年9月21日火曜日

熊本で「河原町文化大爆発」アワード2010も開催!



ゲンキな熊本で、この10月に「河原町文化大爆発」と称したアートイベントがおこなわれます。
アワードも福岡やベップにも拡がっており。
申し込み〆切は9/30です

※詳細下記より
河原町アワード2010 募集要項
河原町アワード2010 賞の紹介

2010年9月13日月曜日

あいち、おおさか、かごしま

8月後半から毎週末おでかけしていて、別ブログのほうに記事をあげています。
各地のアートプロジェクト、地元との関わり、いろいろ考えさせられます。
どこも土地の特徴が味わえて楽しいです。


あいちトリエンナーレ 8/27金-28土
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/08/blog-post.html
N.agoya / Aug. 2010

此花 4117 9/3金
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/09/4117.html
konohana


かごしま・さくらじま 9/10金
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/09/blog-post.html
kagoshima 1day trip

2010年7月26日月曜日

ベップの夏

7/24,ベップスナップ
http://www.flickr.com/photos/ohaz88/sets/72157624581494422/

街を練り歩くファッションショー
beppu

ナントから来たアーティストたちのレジデンス成果発表オープニング
beppu

その会場を巡るツアー
beppu

夜にはタワーナイト
beppu


2009年のアートフェス「混浴温泉世界」を終えて約1年。
その宿題だったような2010年春のBP2010からだと、僅か4ヶ月ですけどもベップの変化が感じられた一日でした。

アートを伝える仕組みの変化、まちのなかでのアートイベントの位置づけの変化。
洗練されていきつつも、ベップらしさをどう活かすのか。

*BEPPU PROJECT公式サイト
http://www.beppuproject.com/


ホッとひといきは、喫茶なつめのコーヒー。
いつもここで新しい話が始まる気がします
beppu

(miyamoto)

2010年7月23日金曜日

八幡の千草ホテル中庭で三輪恭子の展示&トーク

アーティストトークがあるというので7/19に行って来ました。
福岡(博多)から八幡はJR。
yahata

駅から歩いて千草ホテル。
ロビーから見た中庭の展示。
yahata

光の様子で見え方が変化する作品です。
カフェでアーティストトーク。
ドリンクとスウィーツ付き。さすが千草(食事が美味しいホテルです)。
yahata

トークは三輪さんが過去の作品のこと、
今回の作品で気をつけたことなど。
ギャラリーではなくて公共の場所で展示発表することは
経験をしないと分からないことも多いから
どんどんやっていってほしいと思います。

帰りに国道3号線のほうへ下る。
1901と書かれた高炉が見える、八幡の景色。
yahata

以前なら必ず寄っていた旧百三十銀行ギャラリーですが、
指定管理の担当者が変わってから 寄る機会を失っています。
外から写真だけ。
yahata


八幡にはCCA北九州も130もあるし、美術館も遠くないから
複数のスペースで同時に楽しめるスケジュールを組んでもらうと
福岡からも行きやすいんですが…。
この日は小倉のSOAPもお休みだったし、、、


*千草ホテル中庭アート PROJECT 三輪恭子展「密やかな結晶」
2010年6月12日(土)〜8月29日(日)
(公式サイト)
http://www.chigusa.co.jp/archives/03dining_cafe/000288.html
〜キュレーター 花田伸一

2010年7月16日金曜日

浦田琴恵「九州・沖縄 アートな人々 たずねちゃいマップ」

※オハツ企画&ART BASE 88 informationブログから転載です
http://ohazkikaku.blogspot.com/2010/07/blog-post_16.html

瀬戸内のアートフェスがまもなく始まります。

*瀬戸内国際芸術祭2010
http://setouchi-artfest.jp/
7/19-10/31

瀬戸内の島で展開される芸術祭。
藤浩志さんや浦田琴恵さんが出してます。

美術手帖の増刊でガイドが出てましたが、
商業誌でも関連特集がてんこもりです。
oz magazine

会期後半に行こうと考えておりますが
しかしオカネかかりそう〜…

さて、その桜島在住の浦田琴恵さん、
2008年には琴姫プロジェクトとして
九州全域のアートスポットを巡ったわけですけど
今回、車座会議などのサポートを受けて
「九州・沖縄 アートな人々 たずねちゃいマップ」を作っちゃいました。
kotoe map

モンネポルト(長崎波佐見)のスズキジュンコさんが仕上げをして
ART BASE 88に持ってきてくれました。
7/15夕方から、88で配布してます。

コンテンポラリーアートは
「形(カタ)」で作るんじゃなくて
いまを伝える同時代(コンテンポラリー)な特徴が
必須だと思うわけでして…
旅と組み合わせるのは、重要なポイントだと思います。
観光とアートというのも 古くから実は語られているテーマです。

今週末から一気に夏休みモード!
またあちこち巡ってきたいと思います

2010年6月2日水曜日

沖縄かけあし 2010年5月

普天間ニュースが飛び交うなか、前島アートセンター(MAC)9周年に合わせて、那覇に行ってきました。

前島の高砂ビルで6年、栄町市場に移って3年。
okinawa

10年目を迎えるにあたって、いろいろ問題はあると聞きましたけど
なごやかなパーティでした。
宮城潤さんの挨拶
okinawa

おきなわオルタナティブスクールの紹介や
ゆるゆるゲストライブも。

コザ(沖縄市)で沖縄クリエイターズビレッジという活動を始めた石垣克子さんが、同メンバーらとバンドを組みました。そのライブ。
テーマは あさがお、ひるがお、よるがお。
okinawa

歌詞がゆるゆる
okinawa

メッセージが強い。
okinawa


MACが閉まったあとは、栄町の「東大」で名物の焼きティビチ。
okinawa
おでんも凄いのです
okinawa

2日目は沖縄県立博物館・美術館で写真の展覧会を見て、トークも参加しました。
okinawa

この地ではいつも「沖縄を語ること」が非常によく語られる。
大阪府立大学人間学部学部長である萩原弘子さんのお話は興味深かったです。

その後、若狭エリアにオープンしたアート雑貨カフェ -kyu- へ。
okinawa May 2010
okinawa
福岡で勤務しておられたこともあるというオーナー内田牧子さんに説明を受け、陶器や淡水パールなどの雑貨を購入。
この場所でフード系のイベントもおこなっているようです。
近所に、アート系古書店「言事堂」があり、連携してマップを作ったりしています。


3日目は僅か2時間の滞在でしたが、沖縄市(コザ)へ。
主に一番街周辺。

石垣克子さんのアトリエ、若いアーティストが運営しているone's room gallery(アトリエとセットになっている)、そしてカラーズハウス(染織工芸系のショップ)に寄りました。

克子さんのアトリエ入り口
okinawa May 2010

one's room gallery
okinawa May 2010
okinawa May 2010
(5/31は何もやってなかった)

2Fは2人の作家が使う共同アトリエ
okinawa May 2010
(ちょっとスクワットぽい!でも家賃はらってるそうです)

COLORS HOUSE ※開店前
okinawa May 2010


コザにはギャラリーラファイエットがあります、ここもすぐ近くに移転するそうです。

沖縄クリエイターズビレッジ(OCV)のメンバーはコザを拠点に制作や発表を行っており、OCVの事業内容は、観光/文化/芸術/産業に特化した「沖縄で育むヒト、モノ、コトづくり」 と 「海外に羽ばたくヒト、モノ、コトづくり」(サイトより)だそうです。
アートのなかだけでなく広がりがある、そこが面白そう。


各地で孤軍奮闘しているアーティストやプロジェクトと連携したいなーっ
と改めて思った次第です。


★スナップ写真 flickr
http://www.flickr.com/photos/ohaz88/sets/72157624187026308/

★参考リンク

<那覇市>

*前島アートセンター
http://maejimaac.net/

*おきなわオルタナティブスクール
http://okinawaas.com/

*沖縄県立博物館・美術館
http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/index.jsp

*-kyu- 〜アート雑貨カフェ
http://makikoubou.com/

*言事堂 〜アート系古書 ※今回は訪問せず
http://www.books-cotocoto.com/

*東大[とうだい]〜焼きティビチ
http://r.tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001986/


<沖縄市>(コザ)

*沖縄クリエイターズビレッジ
http://www.oc-village.com/

*石垣克子 アトリエKAIGA 
http://kozakeikaiga.blogspot.com/

*ギャラリーラファイエット ※今回は訪問せず 
http://rougheryet.ti-da.net/

*スタジオ解放区 ※今回は訪問せず
http://kurosio.blog4.fc2.com/

2010年5月1日土曜日

repo: 熊本・河原町古物文化市場 Apr.29, 2010 / Kumamoto

2010.4.29に熊本市河原町で開催された「河原町古物文化市場」に行って来ました。

*河原町文化開発研究所 公式サイト
http://www.kawaramachi.net/

熊本市が主催する城下まつりの一環として行われたこともあり、まちじゅうがお祭りのなか、ここも大賑わい。
(この日は市電が無料、熊本市現代美術館も入場無料)

河原町は交通センターから徒歩10分程度。
ストリートの様子。


11時の開始直後から殺到するお客さんたち


これは午後の様子、Gallery ADOの2Fから撮影。


カレーのワゴンあり


えびのグリーンカレーを頂きました 600円


出店してるのは、家具・和服・雑貨・手作りアートなどかなり幅広く、いわゆるアートファンだけでない拡がりを感じました。
それはそれで、このイベントの狙いなのかなと。
和服の若い女性も多かったです。
福岡と違って熊本って、なんというか、トラディショナルなセンスをそこかしこに感じます。

で、もっぱら眺めるばかりで買いものって余りしなかったんですけど、
やはり、河原町といえば、この旧問屋街の建物です。

おおもとは闇市という噂も聞いた、古いアーケード内にアトリエやショップが入っています。
この日は、通路で占いや手作りパンの即売なども。








アートガチャポン


ここはショップ。アンティークぽい雑貨がリーズナブル。


このあたりは普段はアトリエのところを一日ショップに。




通町界隈は、歩行者天国になっていて、よさこいや出店が。


日比野克彦さんのサッカー関係ワークショップも商店街で開催中。
日比野さん、よく熊本でやってる印象あり。




このあと、1日だけ入場無料になってた熊本市現代美術館にいって「祝祭と祈りのテキスタイル」展を鑑賞。
大漁旗やいわゆる幟に圧倒されました。
コンテンポラリーとの組み合わせもクマモトならでは、面白かったです。

*熊本市現代美術館 公式サイト
http://www.camk.or.jp/

河原町アートの日は毎月開催されてますから、福岡からバスで行く場合だと、交通センターで降車→河原町→美術館やお城巡り、上通り周辺のショップ散策(手取神社周辺に良い店多し)、馬刺しを食べて、日帰りまたは泊まり。ってなコースはリピートでイケそうだなあ、と思ったしだい。

来年の「九州新幹線全線開通」をめざして、熊本はいまゲンキいいですね!

*参考
九州のバス時刻表
http://qbus.jp/time/

福岡-熊本は高速バスで約2時間、1時間にだいたい3本程度のノンストップ便あり。
片道2000円往復3600円


<おまけ>
馬刺し写真つけておきます。左が馬刺しで下のは馬刺しのタタキです。



*その他4/29-30スナップ(湯布院含む)
http://www.flickr.com/photos/ohaz88/sets/72157623964508058/

(miyamoto)